富士山新五合目は天文ファンには有名である。
標高が2600mあるので、地上付近にある塵に邪魔されず、空気が澄んでいる。
ただ、東は関東平野の大光害、南は御殿場市街の夜景のため、
雲ひとつない良く晴れた日には天の川がうっすらと雲のように見えるだけである。
そんな夜は天頂や北または西の空にある対象を見ればよい。
時々、
雲海が出ることがある。
だいたい梅雨末期の空がどんよりと曇った時期が狙い目である。
地上の光がシャットアウトされて、見事な星空になり、
天の川の輝きが星ツブからできていることに気づくことができる。
このようなときに星雲・星団めぐりをすると最高である。
望遠鏡の視野の背景はあくまで黒く、かすかな星雲の姿もしっかり捉えることができる。写真撮影にも適している。
<交通手段>
東京方面からだと御殿場ICを降りて35km、約1時間。
東名川崎から御殿場ICまで、ETC夜間早朝割引で1150円。
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